ネクサス音楽出版より『龍は舞う』(坂井貴祐 作曲)が出版されました。

ネクサス音楽出版より『龍は舞う』(坂井貴祐 作曲)が出版されました。

無伴奏ソロ(バスクラリネット) 販売譜

2021年12月11日、ネクサス音楽出版より、 無伴奏バスクラリネットソロ曲 『龍は舞う』(坂井貴祐 作曲)が出版されました。

クラリネット奏者・井上幸子さんの委嘱により2020年冬に作曲。井上さんのバイタリティーの高さ、バスクラリネットに対する熱意といったものを、天から地まで縦横無尽に飛び回る龍の姿に置き換え、無伴奏ソロ曲として制作しました。

曲は『地』(最低音域実音C)から『天』(高音域)まで一気に駆け上る強奏から始まります。その後ゆっくり地面まで降り、さらにC音より低い『地中』へ。しばらく静謐な世界でモノローグが歌われますが、突如覚醒したかのごとく動き出す強奏が世界を変え、そのまま6連符のアルペジオが続く精力的な部分に入っていきます。徐々に上昇していく音型がいつしか冒頭の動きに姿を変え、クライマックスへ。最後はまた静謐な世界へと戻っていき音楽は幕を閉じます。

井上さんの魅力を最大限に引き出すべく、『技術的な高さ』と『歌』の両方の要素を込めつつ、内容としては聴き手にもわかりやすいものを目指しました。

(スコアに載せたコメントより)

楽器について

この楽曲は、最低音がLow C(実音B♭)まで出る「ロング管」のために書かれています。「ショート管」では演奏できません。

YouTubeで試聴

楽譜作成ソフト専用オーケストラ音源「Note Performer 4」によるプレイバックをお聴きいただけます。

詳細・購入はこちら(ネクサス音楽出版)