ほぼ毎月おこなっている「作曲研究会」の延長として企画された『作曲家・保科 洋先生を囲む会』に行ってきました。参加したのは、江原大介、坂田雅弘、中橋愛生、日景貴文、松下倫士 各氏と私。

飲食店の個室を借りて行われたこの会では、全員が一つのテーブルに肩を寄せ合うように座り、約4時間にわたり保科先生から大変大変貴重な話を伺うことができました。

兼田敏先生との出会いに始まるご自身のエピソードから、作曲技法の話、信念の話、過去の作品の話、フランス系作曲家とドイツ系作曲家の話、「独創性がある」と「ひとりよがり」の違いとは？というお話など興味深い内容ばかりで、お話を伺っているうちに、作曲に対する取り組み方を再認識したり、作風やスタイルなどでモヤモヤしていた自分の考えを少し整理できた気がします。